【公演情報】横山幸雄 ピアノ・リサイタル “入魂のショパン” Vol.16

ショパンの真髄に迫る一日限りの音楽の旅

ショパンの代表的大作を一日で堪能する贅沢な時間

2025年5月5日(月・祝)、東京オペラシティコンサートホールにて、日本を代表するピアニスト・横山幸雄によるピアノ・リサイタル “入魂のショパン” Vol.16が開催されます。

このリサイタルシリーズは、2010年のショパン生誕200年を記念して始まり、当時は14時間に及ぶ演奏がギネス世界記録に認定されるなど、横山氏のショパンへの深い愛と理解を示すプロジェクトとして高い評価を得てきました。

今回のVol.16では、ショパンが生涯をかけて完成させた代表的な大作のみを集め、一日5部構成でじっくりと聴かせる特別なプログラムとなっています。横山氏自身が「これらのかけがえのない作品から、ショパンの魂を感じていただけたらと思います」と語るように、ショパンの音楽世界を一日で巡る貴重な機会となるでしょう。

公演概要

  • 日時: 2025年5月5日(月・祝)10:00開演 [終演予定 16:20]
  • 会場: 東京オペラシティ コンサートホール (タケミツ メモリアル)
  • アクセス: 京王新線 初台駅東口下車 徒歩5分
  • 出演: 横山幸雄(ピアノ)

チケット情報

  • 1日通し券
  • S席: 12,000円(残席あり)
  • A席: 9,000円(残席あり)
  • B席: 5,500円(残席あり)
  • SS席: 15,000円(売り切れ)
  • 各部券
  • 全席指定: 5,000円(残席あり)

チケット取扱い:

  • チケットぴあ t.pia.jp [Pコード 289-251]
  • 東京オペラシティチケットセンター 03-5353-9999
  • ローソンチケット l-tike.com [Lコード 33183]
  • イープラス eplus.jp

プログラム

全5部構成(10:00開演[終演予定 16:20])

<第1部>10:00~11:15

ピアノ協奏曲[ピアノ独奏版]

  • 第1番 Op.11
  • 第2番 Op.21

<第2部>11:35~12:20

  • アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ Op.22

ポロネーズ

  • 第5番 Op.44
  • 第6番「英雄」Op.53
  • 第7番「幻想」Op.61

<第3部>13:10~14:00

スケルツォ

  • 第1番 Op.20
  • 第2番 Op.31
  • 第3番 Op.39
  • 第4番 Op.54
  • 幻想曲 Op.49

<第4部>14:20~15:10

バラード

  • 第1番 Op.23
  • 第2番 Op.38
  • 第3番 Op.47
  • 第4番 Op.52
  • 舟歌 Op.60

<第5部>15:30~16:20

  • ピアノ・ソナタ 第2番 Op.35
  • ピアノ・ソナタ 第3番 Op.58

ピアニスト横山幸雄からのメッセージ

2025年の入魂のショパンは、代表的な大作のみで構成してみました。様々なスタイルの作品を残したショパンですが、その中には日々の想いを綴ったエッセイや詩のようなマズルカであったり、活動のフィールドであったパリのサロンの雰囲気にぴったりのワルツ、もの思いにふけるようなノクターンなどのような小品が多くあります。

そんな中にあって、ここぞという場面で生み出されじっくりとまとめ上げられた大作というのは、自身の音楽家の魂の証しとして全身全霊のエネルギーをかけて書かれ世に問うたものであるはずです。

そこには普段は内に秘められていたであろう情熱が、完成された芸術作品として表出し昇華しています。それら全てをジャンルごとに5つの部に振り分けて、一気に演奏してみようというのが本プログラムの意図です。

今回の「入魂のショパン」は、まさにショパン自身の渾身の作品群ということになります。これらのかけがえのない作品から、ショパンの魂を感じていただけたらと思います。(引用:https://www.japanarts.co.jp/concert/p2135/

横山幸雄 プロフィール

1971年東京生まれ。ショパン国際ピアノコンクールにおいて歴代の日本人として最年少入賞を果たし、本格的な演奏活動を開始。クラシック界のトップアーティストとして常に注目を集めている。

2010年ショパン生誕200年を記念して行われた14時間に及ぶ演奏会「入魂のショパン」はギネス世界記録に認定され、翌年には自らのギネス記録を更新。さらに、2019年ショパンが生涯で作曲した240曲のすべての作品を3日間で演奏するという前人未踏のプロジェクトで喝采を浴び、DVDとしてリリース。

またベートーヴェン生誕250年にあたる2020年には、2日間でソナタ全曲を演奏する偉業を成し遂げ、全編収録DVDを発表。教育者、音楽プロデューサーとしても活躍。そして近年は自身の作曲作品の出版や、協奏曲の弾き振りを含めて指揮者としても大成功を収めるなど、活動の場をさらに広げている。

数々の音楽大学で客員教授として教鞭を執り、故中村紘子女史の遺志を引き継ぎ日本パデレフスキ協会会長を務めている。

注目ポイント

  1. “入魂のショパン”シリーズの集大成 長年にわたり続けられてきた「入魂のショパン」シリーズの第16弾。横山氏がショパンを探究し続けた30年以上の音楽体験が凝縮されています。
  2. ショパン大作を一日で楽しむ贅沢な機会 通常のリサイタルでは1、2曲しか演奏されない大作を中心に構成された特別プログラム。ジャンル別に配置された楽曲を通して、ショパンの創作の全体像を体感できます。
  3. 横山幸雄の円熟した演奏技術 ショパン国際コンクールでの最年少入賞から30年以上、常に進化を続ける横山氏の円熟した演奏技術を堪能できる絶好の機会です。
  4. 優れた音響空間での演奏 東京オペラシティコンサートホールの優れた音響空間で、横山氏の繊細かつダイナミックなショパン演奏を体験できます。

さいごに

「入魂のショパン」Vol.16は、ショパンの代表的大作のみを集めた特別なプログラム構成で、ショパン音楽の醍醐味を一日で堪能できる貴重な機会です。

ショパンの深い芸術性と横山幸雄の卓越した演奏技術が融合する瞬間を、ぜひ会場で体験してください。ショパン愛好家はもちろん、クラシック音楽ファンにとっても必見の公演です。


【主催】ジャパン・アーツ

【問い合わせ】ジャパン・アーツぴあコールセンター 0570-00-1212

【公式サイト】https://www.japanarts.co.jp/concert/p2135/


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