2025年5月17日、本日より一般発売スタート
フランス音楽の巨匠モーリス・ラヴェルの生誕150年を記念して、気鋭のピアニスト務川慧悟（むかわ けいご）によるピアノ作品全曲演奏会が、2025年7月24日（木）、25日（金）の2日間、東京・浜離宮朝日ホールにて開催されます。チケットは本日5月17日（土）午前10時より一般発売が開始されました。
公演概要
公演名: 務川慧悟 ピアノリサイタル ラヴェル生誕150年記念 ラヴェル ピアノ作品全曲演奏会
日時: 2025年7月24日（木）、25日（金）各日18:00開演（17:15開場）
会場: 浜離宮朝日ホール（東京都中央区築地5-3-2）
チケット: 全席指定 7,000円（税込）
発売日: 2025年5月17日（土）10:00より一般発売開始
※各種先行販売は終了しています
※未就学児童の入場はご遠慮いただいております
プログラム（約2時間30分・休憩2回あり）
第1部（約55分）
- ソナチネ（I. Modéré/II. Mouvement de Menue/III. Animé）
- 水の戯れ
- 亡き王女のためのパヴァーヌ
- 鏡（1.蛾/2.悲しい鳥/3.洋上の小舟/4.道化師の朝の歌/5.鐘の谷）
第2部（約40分）
- 前奏曲
- 高雅で感傷的なワルツ（全8曲）
- 夜のガスパール（オンディーヌ/絞首台/スカルボ）
第3部（約35分）
- 古風なメヌエット
- ボロディン風に
- シャブリエ風に
- ハイドンの名によるメヌエット
- クープランの墓（1.プレリュード/2.フーガ/3.フォルラーヌ/4.リゴドン/5.メヌエット/6.トッカータ）
務川慧悟のラヴェルへの造詣
務川慧悟は、長年にわたりフランス音楽、特にラヴェルの作品に深い造詣を持ち続けています。フランス留学後、2017年にはシャネル・ピグマリオン・デイズにおいて「ラヴェルのピアノ作品全曲演奏」をテーマにした全6回のリサイタルを開催。2022年にはレーベル「NOVA Record」より「ラヴェル：ピアノ作品全集」をリリースし、同作品集の発売を記念した浜離宮朝日ホールでの4日間にわたるリサイタルはすべて完売となりました。
また、自身で編曲したラヴェル『マ・メール・ロワ』ピアノソロ版の楽譜もMuse Pressより出版されており、ラヴェルのエキスパートとして高い評価を受けています。音楽専門メディア「mikiki」では、彼のラヴェル全集について「長年温め続けてきたというラヴェル作品への強い想い。その想いがこの2枚組には詰まっている」と評されています。
務川慧悟プロフィール
2021年、世界三大コンクールの一つであるエリザベート王妃国際音楽コンクールにて第3位を受賞。2019年にはフランスで最も権威のあるロン=ティボー=クレスパン国際コンクールにて第2位を受賞し、国際的な評価を高めています。
東京藝術大学を経て、2014年パリ国立高等音楽院に審査員満場一致の首席で合格し渡仏。ピアノ科第3課程を修了、室内楽科第1課程修了。現在は国内外での演奏活動の傍ら、フォルテピアノ科に在籍し研鑽を積んでいます。
バロックから現代曲まで幅広いレパートリーを持ち、各時代、作曲家それぞれの様式美が追究された演奏と多彩な音色には定評があります。また、現代ピアノのみならず、古楽器であるフォルテピアノでの奏法の研究にも取り組んでいます。
2024年には第33回出光音楽賞を受賞し、日本を代表するピアニストとしての地位を確立しています。
会場情報：浜離宮朝日ホール
浜離宮朝日ホールは、築地にある音響設計に定評のある音楽専用ホール。縦長のシューボックス型構造で、1階席後方や2階席からでもステージが近く感じられる設計になっています。座席数は552席（1階448席、2階104席）で、素材や天井の高さなど細部までこだわった音響設計により、クラシック音楽の鑑賞に最適な環境が整っています。
チケット購入方法
チケットは以下の窓口で購入可能です：
- ぴあ（https://t.pia.jp/）
- イープラス（https://eplus.jp/）
- 朝日ホールチケットセンター（TEL 03-3267-9990、日・祝日除く10:00～18:00）
大阪公演
なお、7月17日（木）には大阪・住友生命いずみホールでも同プログラムによる公演が予定されていますが、既に完売となっています。
ラヴェル生誕150年という節目の年に、日本が誇る若手実力派ピアニストによる貴重な全曲演奏会。チケットは本日より一般発売開始となりました。前回の全曲演奏会は完売となった人気公演ですので、ラヴェルファンはもちろん、クラシック音楽ファンの皆様はお早めにチケットをお求めください。
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