音楽を深く学びたい、音大や音楽学部への進学を考えている—そんな方々に朗報です。音楽大学・音楽学部体験フェア2025実行委員会主催、朝日新聞社メディア事業本部後援による「音楽大学・音楽学部 体験フェア2025」が、2025年6月8日(日)に東京都千代田区の有楽町朝日ホールで開催されます。
イベント概要
本フェアでは、全国から10の音楽大学・音楽学部が一堂に会し、各大学の教育理念や特色についてのプレゼンテーションと個別の進学相談会が実施されます。音大や音楽学部とはどんなところで、何を学べるのか—そんな疑問を解消できる絶好の機会です。
- 開催日時: 2025年6月8日(日) 10:30開場、18:00終了予定
- 会場: 有楽町朝日ホール(東京都千代田区有楽町2-5-1 有楽町マリオン11階)
- 参加対象: 音大や音楽学部に関心のある高校生と保護者。小中学生や社会人も参加可能
- 参加費: 無料(事前申し込み制、定員600名、応募多数の場合は抽選)
- 申し込み締め切り: 2025年5月28日(水) 17:00
- 申し込み方法: 朝日新聞デジタル申し込みページより
参加大学一覧
今年は以下の10大学が参加します:
- 愛知県立芸術大学
- 大阪芸術大学
- 沖縄県立芸術大学
- 国立音楽大学
- 昭和音楽大学・昭和音楽大学短期大学部
- 玉川大学芸術学部(※資料配布のみ)
- 東京音楽大学
- 東邦音楽大学・東邦音楽短期大学
- 桐朋学園大学・桐朋学園芸術短期大学
- 武蔵野音楽大学
プログラム内容
個別相談会(10:30~18:00予定)
各大学の入試広報担当者などが来場者の質問や相談に直接応じます。大学案内などの資料も配付されますので、気になる大学の情報を持ち帰ることができます。
大学プレゼンテーション(11:10~16:55予定・各20分)
各大学が趣向を凝らした20分間のプレゼンテーションを行います。教育の特色に関する説明はもちろん、教員や在学生による演奏、カリキュラム内容や模擬授業などが実施されます。
第1部
- 東京音楽大学「伝統と革新が共存する音楽大学」
- 愛知県立芸術大学「夢を鍛える森。」
第2部
- 桐朋学園大学・桐朋学園芸術短期大学「圧倒的なレベルと密度の演奏部門に加えて、新たに2つの専攻が登場!」
- 大阪芸術大学「大阪芸術大学音楽系で拓くアートの扉 ~総合芸術大学で音楽を学ぶメリット~」
- 昭和音楽大学・昭和音楽大学短期大学部「『劇場・ホールがあるキャンパスで”本物”を学ぶ!』~将来の可能性を広げる22の選択肢~」
- 沖縄県立芸術大学「世界遺産・首里城の麓で感性を磨く〜沖縄から未来へつなぐ新しい文化芸術の創造を〜」
第3部
- 武蔵野音楽大学「理想的な演奏・学修環境の実現 〜伝統と先進が響き合う未来へ〜」
- 東邦音楽大学・東邦音楽短期大学「高い専門性と音楽で培われたコミュニケーション能力で時代の変化に柔軟に対応できる人材の育成」
- 国立音楽大学「学生の学びたい気持ちを手厚くサポートする国音独自の教育システム 〜コース制の紹介〜」
各大学の特色紹介
東京音楽大学
2025年に118周年を迎える伝統校。前身の東洋音楽学校は1907年に創設され、震災と戦争で校舎を焼失するも教育を継続。一世紀以上にわたり多くの音楽家や教育者を輩出してきました。創立者・鈴木米次郎の「音楽を通して社会に貢献する」理念のもと、伝統と革新の共存を目指しています。公式サイト
愛知県立芸術大学
「夢を鍛える森」をキャッチフレーズに、広大な緑の森の中にキャンパスを構え、学生一人ひとりに対して個人指導が可能なカリキュラムを誇ります。専門分野の知識・技能・社会的対応力、幅広い教養を身につけた国際的視野の音楽家育成を目指しています。公式サイト
桐朋学園大学・桐朋学園芸術短期大学
多数の世界的音楽家を輩出し続ける名門校。少人数教育による密度の高いクラス運営、ソルフェージュとアンサンブル能力を重視した教育が特徴です。近年は「世界レベルの音楽家」育成だけでなく、音楽の専門知識を生かして社会で活躍するための知恵とスキルを養う教育にも力を入れています。公式サイト
大阪芸術大学
音楽学科では作曲、音響、理論を、演奏学科ではクラシックから現代音楽まで幅広い実技を学びます。現役のプロ講師による個別指導やアンサンブルの授業が充実しており、専用のレッスン室や録音スタジオ、コンサートホールなど、音楽を深く追求できる環境が整っています。公式サイト
昭和音楽大学・昭和音楽大学短期大学部
“本物の舞台”で実践重視の学修ができる体制が特長。学内には、ヨーロッパの伝統を継承する劇場「テアトロ・ジーリオ・ショウワ」をはじめ、ユリホール、バレエスタジオ、レコーディングスタジオなどを完備。作曲、器楽、声楽、ジャズ、ポップ&ロックミュージック、アートマネジメント、舞台スタッフ、ミュージカル、バレエ、音楽療法等、22コースの多彩な選択肢があります。公式サイト
沖縄県立芸術大学
2026年に開学40周年を迎える同大学は「沖縄文化が造り上げてきた個性の美と人類普遍の美を追求すること」を建学の精神に掲げています。世界遺産・首里城の麓にあるキャンパスで、豊かな自然に囲まれた歴史ある美しい景観の中で学べます。沖縄の伝統芸能を学ぶ「琉球芸能専攻」、西洋音楽の声楽・ピアノ・弦楽・管打楽・作曲を学ぶ「音楽表現専攻」、沖縄をはじめとする世界の音楽文化とアートマネジメントを学ぶ「音楽文化専攻」の3専攻があります。公式サイト
武蔵野音楽大学
建学の精神「〈和〉のこころ」と教育方針「音楽芸術の研鑽」「人間形成」を掲げ、感性を磨きながら音楽芸術を深く学ぶことに加え、豊かな人格と礼節を備えることを教育目標としています。「礼儀」「清潔」「時間厳守」の「3P主義」を生活の規範として実践しています。公式サイト
東邦音楽大学・東邦音楽短期大学
個性を尊重する少人数制教育を実践し、学生一人ひとりの成長を促す指導体制が特徴。ウィーンでの短期留学プログラム「ウィーンアカデミー」や課題解決型プログラム「東邦スタンダード」、教育現場のスペシャリストを養成する教員養成プログラム、音楽療法士プログラムなど、社会に貢献する人材育成を目指しています。2027年からは新たな総合スタジオを中心に、現代のニーズに合った音楽教育の拡充も予定しています。公式サイト
国立音楽大学
「自由、自主、自律」の基本精神に基づき、日本および世界の文化の発展に寄与できる音楽家、教育家の育成を目指しています。独自の「コース制」が特徴で、1・2年生で基礎教育を徹底した後、3年生からの2年間は卒業後の進路を見据えた専門性の向上や、複数の専門分野を学ぶことができる充実したカリキュラムを提供しています。公式サイト
参加方法と問い合わせ先
定員は600名で、申し込み多数の場合は抽選となります。参加希望の方は、5月28日(水)17:00までに申し込みページからお申し込みください。
お問い合わせ先:
音楽大学・音楽学部体験フェア2025実行委員会(朝日新聞社メディア事業本部「音大フェア係」)
メール: ongakufair@asahi.com
最新情報は音楽大学・音楽学部体験フェア公式X(旧Twitter)アカウントでも発信されていますので、ぜひフォローしてチェックしてみてください。
音楽を学ぶことに関心のある方はもちろん、将来の進路選択のひとつとして音楽の道を検討している方にとって、情報収集や大学選びの参考になる貴重な機会です。この機会にぜひご参加ください。
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