
世界最高峰の若きピアニストたちが、5年に一度の大舞台〈ショパン国際ピアノコンクール〉に挑む姿を追ったドキュメンタリー『ピアノフォルテ』が全国順次公開中。日本では2025年9月26日(金)に角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほかで封切られ、10月以降も各地で拡大上映されています。
作品の見どころ
- 「頂点」をめざす若者たちの素顔
2021年の第18回ショパン・コンクールを舞台に、予選から本選まで続く長丁場の裏側を、出場者6人に絞って追跡。緊張、歓喜、挫折——ステージの輝きの陰にある生身のドラマが浮かび上がります。 - 主要登場ピアニスト
アレクサンダー・ガジェヴ、レオノーラ・アルメリーニ、エヴァ・ゲヴォルギヤン、ラオ・ハオ、ミシェル・カンドッティ、マルチン・ヴィエチョレク。国も育ちも異なる彼らの“選曲”や“練習”の哲学、支える師弟関係まで映し出します。 - 演出はヤクブ・ピョンテク
サンダンス映画祭2023 ワールド・シネマ・ドキュメンタリー部門にも選出された新鋭。観客を楽屋の息遣いへ連れていく“没入型”の演出で、競技会の過酷さと音楽の多幸感を同時に体感させます。
受賞・評価
- 国際エミー賞〈アーツ・プログラミング〉受賞(2024)
同部門でポーランドのドキュメンタリーとして初の受賞。世界的な評価が一気に高まりました。 - ポーランド映画賞〈最優秀ドキュメンタリー〉受賞(2024)。
- 海外批評でも「音楽界の最前線を映す“没入感”」(Roger Ebert評)と高く評価。
日本公開情報(抜粋)
- 公開:2025年9月26日(金)〜 全国順次
- 都内:角川シネマ有楽町/YEBISU GARDEN CINEMA/109シネマズプレミアム新宿/シネマカリテ ほか
- 各地:アップリンク吉祥寺(10/3〜)、フォーラム仙台(10/3〜)、テアトル梅田・シアタス心斎橋・京都シネマ(各9/26〜) ほか多数で上映。最新の劇場一覧と日程は公式サイトの「THEATERS」をご確認ください。pianoforte-movie.jp
基本データ
- 原題:Pianoforte(2023/ポーランド)
- 監督:ヤクブ・ピョンテク
- 言語:英・ポーランド・中国・伊・露ほか
- 上映時間:89分
- 日本:提供 マーメイドフィルム/配給 コピアポア・フィルム(後援:ポーランド広報文化センター、日本ショパン協会)
こんな人におすすめ
- コンクールの“勝ち負け”だけでなく、音楽に人生を賭ける若者の“現在地”を見たい人
- ショパンの名曲が鳴るたびに、挑戦と成長の物語に胸が熱くなる映画体験を求める人
- 2025年10月開催の第19回ショパン・コンクールに向けて予習したい人(今年は開催年!)
— 劇場で体感してください。今、好評上映中。公式サイトで予告編&劇場情報をチェック!pianoforte-movie.jp
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