一般社団法人クオーレ・ド・オペラは、2025年シーズンの第10回公演としてプッチーニの名作『ラ・ボエーム』(全幕・原語上演)を上演することを発表しました。公演は2025年9月21日に三越劇場、10月8日に関内ホールにて行われます。
クオーレ・ド・オペラは2013年の設立以来、次世代のオペラ界を担う若手歌手の育成を目的として活動を続けている団体です。シンプルな舞台で、オペラの持つ普遍的なテーマや精神性を追求し、小空間だからこそ可能となる観客との一体感を大切にした公演を目指しています。
今回の公演に向けて、全役のキャストを公募するオーディションが開催されます。募集役は、ミミ(ソプラノ)、ロドルフォ(テノール)、マルチェッロ(バリトン)、ムゼッタ(ソプラノ)、ショナール(バリトン)、コッリーネ(バス)、アルチンドロ&ベノア(バス)、パルピニョール(テノール)の8役です。
オーディションは2025年2月10日(月)10:00から20:30まで、千葉県市川市の市川市男女共同参画センター研修ホールにて行われます。課題曲は各役ごとに指定された範囲をリコルディ版で原語(イタリア語)にて歌唱することとなっています。楽譜を見ての歌唱も可能とのことです。
審査には、指揮者の澤村杏太朗氏、演出家の江頭隼氏をはじめ、ドラマトゥルギの高田和文氏、藪西正道氏、西野薫氏が当たります。
応募締切は2025年2月2日(日)で、オーディション料は無料です。伴奏者は各自で手配する必要があり、当日の声出しや伴奏者との合わせは行えないとのことです。合格者は本公演に出演でき、出演料が支払われます。なお、公演の1週間前からは拘束期間となります。
応募を希望する方は、氏名、年齢、応募する役、住所、連絡先など指定の項目を記載の上、メールにて申し込む必要があります。詳細な情報や応募先については、クオーレ・ド・オペラのウェブサイトをご確認ください。
このオーディションは、将来性のある若手歌手に貴重な舞台経験の機会を提供するとともに、オペラの新たな可能性を追求する意義深い取り組みといえるでしょう。才能ある歌手の皆様の積極的なご応募が期待されます。
詳細はクオーレ・ド・オペラ公式ページをご覧ください
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