ヴァイオリニスト、ヒラリー・ハーンが待望のステージ復帰!ニューヨーク・フィルとの共演でブラームスを演奏予定

ヴァイオリニストのヒラリー・ハーンが、二重神経絞扼からの7ヶ月にわたるリハビリを経て、ついにコンサートステージへの復帰を発表しました。2月末より、ニューヨーク・フィルハーモニックとの4公演シリーズで、ブラームスのヴァイオリン協奏曲を演奏します。指揮は名匠ヘルベルト・ブロムシュテット。公演は2月26日、27日、3月1日、2日。チケット情報はこちらから。

ハーンは自身のFacebookとInstagramで、「ニューヨーク・フィルとの共演は故郷に帰るような気持ち」と語り、昨シーズンのレジデンシー・コラボレーションを話題に出し、さらに素晴らしい演奏を届けたいと意気込みを語っています。

2月27日にはスペシャルプログラムも!

2月27日の公演後には、クラヴィス・ナイトキャップ・シリーズに出演し、アマリン・オルメダ(ヴァイオリン)、セス・パーカー・ウッズ(チェロ)、コナー・ハニック(ピアノ)といった豪華共演者に加え、ニューヨーク・シティ・バレエのプリンシパル・ダンサー、ティラー・ペック、ダンサーのローマン・メヒア、インディア・ブラッドリーらとのコラボレーションも実現。

注目のプログラム:マックス・リヒターの “Mercy”、ジェシー・モンゴメリーの “Musings”、カルロス・サイモンの “Between Worlds” と “be still and know”、イザイのヴァイオリンソナタ “Ballade”、J.S.バッハのパルティータ第1番よりクーラント、ウォーカーのチェロソナタからのセレクションなど、 movement と music が融合した魅力的な内容です。ハーンは親交の深いティラー・ペックとの新しいナイトキャップ・プログラム開発にも意欲を見せています。

体調を考慮しつつ、最高のパフォーマンスを

ハーンは体調回復を最優先に考え、コンサートの間隔を十分に空けるなど、無理のないスケジュールで活動を再開します。そのため、以前発表されていた3月7、8、9日のヒューストン交響楽団との公演は残念ながらキャンセルとなりました。代役として、ロンドンを拠点に活躍するイタリア人ヴァイオリニスト、フランチェスカ・デゴがブラームスを演奏し、ヒューストン交響楽団デビューを飾ります。

ハーンは「可能な限り長く音楽を続けるために、今回の決断に至りました。マエストロ・ブロムシュテットのように97歳まで演奏し続けたい」とコメント。

ファン待望のヒラリー・ハーンの復帰公演。ぜひ会場で彼女の素晴らしい演奏を体感してください。


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