東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団が創立50周年に関する記者会見を行うことが公表された。
記者会見は11月18日(月)16時~17時、東京オペラシティコンサートホールにて開催されます。
登壇予定者には、常任指揮者の高関健氏、首席客演指揮者の藤岡幸夫氏、そしてコンサートマスターの戸澤哲夫氏らが名を連ねています。
半世紀の歴史を刻んできた東京シティ・フィル。今後に向けてどのようなビジョンを描くのか、記者会見での発表が待ち遠しく感じられます。
【東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団】
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団は、1975年に若手の演奏家たちによって設立された日本のプロフェッショナルオーケストラです。設立年に早くもヨーロッパ公演や香港・マカオ公演を成功させ、プロ・オーケストラとしての基盤を確立しました。
本拠地を東京都江東区のティアラこうとうに置き、東京オペラシティコンサートホールでの定期演奏会や東京文化会館での特別演奏会を主な活動としています。また、テレビ朝日の『題名のない音楽会』への出演を通じて、全国的な知名度も獲得しています。
特筆すべきは、1994年から東京都江東区との芸術提携を結び、地域に根ざした音楽文化の振興に力を入れている点です。公開リハーサルやファンと楽員との交流会、楽器の公開レッスン、音楽セミナーなど、地域住民との密接な関係を築いています。
演奏活動は多岐にわたり、定期演奏会や特別演奏会はもちろん、オペラ・バレエ公演、ポップスコンサート、映画音楽、CD録音、音楽鑑賞教室まで、年間100回を超える公演をこなしています。2000年代には、ワーグナーの「ニーベルングの指環」全4部作の上演で高い評価を受けるなど、芸術性の高い取り組みでも注目を集めています。
現在は常任指揮者の髙関健と首席客演指揮者の藤岡幸夫のもと、クラシック音楽の普及と発展に貢献し続けている日本の代表的なオーケストラの一つです。
参考:Wikipedia
コメントを残す