【公演情報】国立カナダナショナル管弦楽団が40年ぶりに日本ツアー






国立カナダナショナル管弦楽団 2025年日本ツアー


40年ぶりの感動の来日公演

CANADA’S NATIONAL ARTS
CENTRE ORCHESTRA

国立カナダナショナル管弦楽団

2025年 日本ツアー

カナダの誇り、40年ぶりに日本に響く

2025年6月、カナダの首都オタワを拠点に活躍する名門オーケストラ「国立カナダナショナル管弦楽団」が、実に40年ぶりとなる待望の日本ツアーを開催します。1969年に設立されたこの国立オーケストラは、北米でも評価の高い洗練された響きで知られています。

今回のツアーでは、音楽監督のアレクサンダー・シェリーが指揮を執り、ピアニストのオルガ・シェプスが共演。コンサートマスターには日本が誇る川崎洋介氏を迎え、ベートーヴェンの「運命」を含む珠玉のプログラムで、日本の聴衆を魅了します。

「ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の首席副指揮者も務めるシェリーの指揮のもと、このオーケストラの歴史的演奏を体験できる貴重な機会です。」

JAPAN TOUR 2025

2025年6月

東京・三重・大阪

カナダが誇る国立オーケストラによる40年ぶりの来日ツアー。名曲「運命」を中心とした圧巻のプログラムをお届けします。

公演スケジュール

東京公演

サントリーホール 大ホール

2025年6月3日(火)

19:00開演(18:15開場)

チケット料金(全席指定・税込)

Sペア ¥28,000
S席 ¥15,000
A席 ¥13,000
B席 ¥11,000
C席 ¥9,000
P席 ¥7,000

お問い合わせ:コンサートイマジン
TEL: 03-3235-3777

三重公演

三重県文化会館 大ホール

2025年6月5日(木)

19:00開演(18:30開場)

チケット料金(全席指定・税込)

S席 ¥9,000
A席 ¥7,000
B席 ¥5,000
30歳以下 各席20%引き

お問い合わせ:三重県文化会館チケットカウンター
TEL: 059-233-1122

大阪公演

ザ・シンフォニーホール

2025年6月7日(土)

14:00開演(13:00開場)

チケット料金(全席指定・税込)

A席 ¥13,000
B席 ¥11,000
C席 ¥8,000
D席 ¥6,000

お問い合わせ:ザ・シンフォニーチケットセンター

演奏プログラム

  • ケイコ・ドゥヴォー:
    水中で聴く(Listening Underwater)
  • ラフマニノフ:
    ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 Op. 18

    ピアノ:オルガ・シェプス

  • ベートーヴェン:
    交響曲第5番 ハ短調 Op. 67「運命」

※公演により演奏曲目が一部変更になる場合があります。詳細は各公演会場へお問い合わせください。

出演アーティスト

国立カナダナショナル管弦楽団

Canada’s National Arts Centre Orchestra

1969年に設立された国立カナダナショナル管弦楽団(NACO)は、カナダの首都オタワにあるカナダ国立芸術センターの専属オーケストラです。数々の著名なソリストとの共演や革新的な教育プログラムを通じて高い評価を得ており、これまでに95回以上のツアーを行い、カナダ国内120都市、海外20カ国138都市で演奏を行ってきました。

2015年からは音楽監督にアレクサンダー・シェリーを迎え、世界的な楽団としての評価をさらに高めています。日本人の川崎洋介氏が2007年からコンサートマスターを務め、楽団の中核を担っています。40枚以上のCDをリリースしており、2019年にはアナ・ソコロヴィッチによる「Golden Slumbers Kiss Your Eyes」がジュノ賞を受賞しました。

アレクサンダー・シェリー

Alexander Shelley, Conductor

1979年ロンドン生まれ。著名なピアニスト・指揮者のハワード・シェリーを父に持ち、王立音楽院とデュッセルドルフのロベルト・シューマン音楽院でチェロを専攻。ムスティスラフ・ロストロポーヴィッチ、ヤーノシュ・シュタルケルらに師事しました。

2005年にはリーズ指揮者コンクールで第1位を獲得し、2009年から2017年までニュルンベルク交響楽団の首席指揮者を務めました。2015年からはピンカス・ズーカーマンの後任として国立カナダナショナル管弦楽団の音楽監督に就任。2024-2025シーズンからはロンドンのロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の首席副指揮者としても活躍中です。

オルガ・シェプス

Olga Scheps, Piano

1986年モスクワ生まれ、6歳の時にドイツに移住し、現在はケルン在住。ケルン音楽・舞踊大学でパヴェル・ギリロフに師事しました。アルフレッド・ブレンデルからも認められた実力派ピアニストです。

ベルリン、ハンブルク、ミュンヘンなど世界各地の主要都市でリサイタルを行い、北ドイツ放送交響楽団、シュトゥットガルト放送交響楽団、イスラエル・フィルハーモニーなど著名なオーケストラと共演。2016年には東京交響楽団、2018年には新日本フィルとも共演し、日本の聴衆からも高い評価を受けています。

ソニー・クラシカル/RCAの専属アーティストとして5枚のCDをリリース。デビューCDのショパン作品集はECHOクラシック賞を受賞し、2015年に発表したサティの作品集はチャートで1位を獲得するなど、確かな実績を残しています。

川崎洋介

Yosuke Kawasaki, Concertmaster

ニューヨーク出身。6歳で父・川崎雅夫と五嶋節にヴァイオリンの手ほどきを受け、その後ジュリアード音楽院でドロシー・ディレイ、ヒョー・カンらに師事しました。

水戸室内管弦楽団、日本センチュリー交響楽団、サイトウ・キネン・オーケストラなどでコンサートマスターを務め、2007年からは国立カナダナショナル管弦楽団のコンサートマスターとして活躍。小澤征爾、ピンカス・ズーカーマン、ヨーヨー・マらと共演し、カーネギー・ホールやコンセルトヘボウの舞台に立っています。

現在、カルテットAT水戸、トリオ・インクのメンバーとしても活動中。アフィニス音楽祭音楽監督、ブルガリアの「オフ・ザ・ビートゥン音楽祭」芸術顧問も務め、2024年4月からはN響ゲスト・コンサートマスターにも就任しました。

チケット購入方法

東京公演

2024年12月21日発売開始

三重公演

2025年3月9日 10:00発売開始

大阪公演

2025年1月26日 10:00発売開始

※チケットは各プレイガイドでも取り扱いがある場合があります。詳細は各公演のお問い合わせ先にご確認ください。

※未就学児の入場はご遠慮ください。

※やむを得ない事情により、出演者・曲目等公演内容が変更になる場合があります。

40年ぶりの来日の意義

1969年に設立された国立カナダナショナル管弦楽団が日本の聴衆の前で演奏するのは、実に40年ぶりのことです。前回の日本公演以降、オーケストラは大きく成長し、世界的に著名な芸術家との共演や革新的なプログラムを通じて、国際的な評価を高めてきました。

今回の日本ツアーでは、日本人コンサートマスターの川崎洋介氏を中心に、音楽監督アレクサンダー・シェリーの情熱的な指揮と、新世代を代表するピアニスト、オルガ・シェプスの繊細かつ力強い演奏が聴衆を魅了することでしょう。

カナダと日本の文化交流の象徴としても注目される今回のツアーは、ベートーヴェンの「運命」や日系カナダ人作曲家ケイコ・ドゥヴォーの作品など、伝統と革新を織り交ぜたプログラムで、クラシック音楽の新たな地平を示す貴重な機会となります。

ツアーの見どころ


  • 40年の時を経て、より磨かれた洗練された音色を体験

  • 日本人コンサートマスター川崎洋介氏の帰国公演

  • 日系カナダ人作曲家の作品を含む多彩なプログラム

  • ピアニスト・オルガ・シェプスの超絶技巧とロマンティックな表現

CANADA’S NATIONAL ARTS CENTRE ORCHESTRA

2025年 日本ツアー

主催:コンサートイマジン(東京・大阪)、三重県文化会館(三重)

後援:カナダ大使館

※本記事の情報は2025年4月現在のものです。最新情報は各公演の主催者にお問い合わせください。

※掲載情報は予告なく変更される場合があります。




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