【コンサート紹介】世界最高峰の響きが日本へ – クラウス・マケラ指揮 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団

2025年11月、オランダが誇る世界最高峰のオーケストラ、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が若き天才指揮者クラウス・マケラとともに来日します。2025年11月13日(木)には高崎芸術劇場 大劇場にて待望の演奏会が開催されます。今回はピアニストのアレクサンドル・カントロフをソリストに迎え、華麗なる響きの饗宴をお届けします。

公演概要

日時: 2025年11月13日(木)19:00開演(18:00開場)
会場: 高崎芸術劇場 大劇場(群馬県高崎市栄町9-1)
出演:

  • 指揮: クラウス・マケラ
  • ピアノ: アレクサンドル・カントロフ
  • 管弦楽: ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団

プログラム:

  • ブラームス: ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 op.15
  • バルトーク: 管弦楽のための協奏曲

2つの才能が織りなす音楽の祭典

29歳の天才指揮者 クラウス・マケラ

1996年生まれのフィンランド出身、現在29歳のクラウス・マケラは、若手指揮者の中でも最も注目を浴びる存在です。12歳からシベリウス・アカデミーでチェロと指揮を学び、わずか24歳でオスロ・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者に就任、翌年からはパリ管弦楽団の音楽監督も務めています。

2027年からはロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席指揮者に就任することが発表されており、同シーズンにはシカゴ交響楽団の音楽監督にも就任予定の超売れっ子指揮者です。チェロ奏者としても優れた演奏を披露するマルチな才能の持ち主です。

ヨーロッパが誇る若き巨匠ピアニスト アレクサンドル・カントロフ

1997年生まれのフランス出身ピアニスト、アレクサンドル・カントロフは、2019年のチャイコフスキー国際コンクールでフランス人ピアニストとして初めて優勝を果たした実力者です。父親はヴァイオリニストのジャン=ジャック・カントロフで、音楽一家に生まれました。

カントロフはゲルギエフやパッパーノなど著名指揮者との共演や、パリ管、ミュンヘン・フィルなどの名門オーケストラとの共演で高い評価を得ています。2024年には権威あるギルモア・アーティスト賞を受賞し、世界中から注目を集めています。

世界最高峰のオーケストラ ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団

1888年に創設されたオランダ・アムステルダムを拠点とするロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団は、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団と並び「世界三大オーケストラ」と称される名門です。

「ビロードのような弦」「黄金の金管」「際立った個性の木管」が融合する類稀な響きが世界中の音楽ファンを魅了し続けています。オーケストラは25カ国120人以上の奏者で構成され、その歴史の中で首席指揮者はわずか7名という厳選ぶりも特徴です。

聴きどころ

この日のプログラムは、ブラームスのピアノ協奏曲第1番とバルトークの管弦楽のための協奏曲という、まさに名曲中の名曲の組み合わせです。

ブラームスのピアノ協奏曲第1番は若きブラームスの情熱と葛藤が詰まった大作で、カントロフの卓越したテクニックと豊かな音楽性がどのように表現されるか注目です。バルトークの管弦楽のための協奏曲は、オーケストラの各セクションが輝く傑作で、コンセルトヘボウの美しい響きが存分に味わえる作品です。

チケット情報

料金:

  • S席 25,000円
  • A席 20,000円
  • B席 12,000円
  • U-25:3,000円(座席選択不可・当日引換)

※未就学児の入場はご遠慮ください。
※U-25料金は、公演当日25歳以下の方が対象です。座席はお選びできません。公演当日、指定席チケットと引き換えます。引き換えはご本人様のみとさせていただきます。年齢のわかる身分証明書をご持参ください。

発売日:

  • Web発売:2025年5月16日(金)10:00~ 高崎芸術劇場メンバーズ(登録無料)
  • 電話発売:2025年5月20日(火)10:00~ 高崎芸術劇場チケットセンター TEL:027-321-3900(10:00~18:00)
  • 窓口発売:2025年5月21日(水)10:00~ 高崎芸術劇場2Fチケットカウンター(10:00~18:00)ほか

購入方法:

会場情報

高崎芸術劇場 大劇場
住所:〒370-0841 群馬県高崎市栄町9-1
アクセス:JR高崎駅東口から徒歩5分
駐車場:芸術劇場南駐車場(546台収容)
電話:027-321-7300

オーケストラ、オペラ、バレエなど幅広い音楽や舞台芸術のための劇場で、2,027席を有する本格的な大劇場です。国内最大級の舞台面積と舞台間口の広さを持ち、一流の音響設備を備えています。高崎芸術劇場公式サイト

日本ツアー情報

今回のロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団来日ツアーでは、全国5都市6公演を行います。

  • 11月11日(火)京都・京都コンサートホール[プログラムA]
  • 11月13日(木)高崎・高崎芸術劇場 大劇場[プログラムA]
  • 11月15日(土)兵庫・兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール[プログラムB]
  • 11月16日(日)川崎・ミューザ川崎シンフォニーホール[プログラムB]
  • 11月17日(月)東京・サントリーホール[プログラムA]
  • 11月18日(火)東京・サントリーホール[プログラムB]

※プログラムA:ブラームス:ピアノ協奏曲第1番、バルトーク:管弦楽のための協奏曲
※プログラムB:R.シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」、マーラー:交響曲第5番

まとめ

2025年11月13日の高崎芸術劇場での公演は、世界最高峰のオーケストラと2人の若き天才ミュージシャンが創り出す、まさに奇跡の共演です。クラウス・マケラとコンセルトヘボウ管との組み合わせは、2027年から始まる正式な首席指揮者就任に先駆けた特別な機会となります。さらにアレクサンドル・カントロフという若き才能の加わったこの公演は、クラシック音楽愛好家には見逃せない音楽の祭典となるでしょう。

早めのチケット確保をお勧めします。特に10名以上の団体でご鑑賞の場合は、発売前にお席を確保できるとのことなので、高崎芸術劇場チケットセンター(TEL:027-321-3900)へお問い合わせください。


※本記事は2025年5月15日時点の情報に基づいています。公演内容が変更になる場合もありますので、最新情報は公式サイトでご確認ください。


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