奇跡のテノール、ホセ・カレーラス来日公演!

世界三大テノールの一人、ホセ・カレーラスが今秋、待望の来日公演を行います。

バルセロナ生まれのホセ・カレーラス(1946-)は、まさに “神が選んだ声” の持ち主。8歳でテレビ出演を果たし、11歳で本格的な舞台デビュー。そんな早熟の天才は、瞬く間に世界の歌劇場を魅了していきました。
しかし1987年、41歳で白血病を発症。一時生命も危ぶまれるほどの危機に陥りました。
そのニュースは世界中に衝撃を与えましたが、不屈の精神力と最新の医療で奇跡的な回復を遂げます。この経験から、カレーラスは白血病と闘う患者たちを支援する財団を設立。今でも世界中の病院を訪れては、闘病中の患者たちを励まし続けています。

今回の来日では2つのコンサートが用意されています。

立川ステージガーデン公演(11月3日)

オーケストラと共演する豪華絢爛な一夜。立飛グループの創立100周年を記念した特別公演です。日本が誇るソプラノ歌手・森麻季との共演や、東京フィルハーモニー交響楽団の演奏も必聴です。

サントリーホール公演『碧き月』(11月6日)

ピアニスト、ロレンツォ・バヴァーイとの親密な空間で織りなす珠玉のリサイタル。ベッリーニの『優雅な月よ』やクルティスの『夜の声』など、繊細な歌の世界が広がります。

若い世代必見!

「若い人たちにも、生の演奏の素晴らしさを知ってほしい」というカレーラスの願いから、両公演とも25歳以下の方向けの特別料金席(U-25席:3,600円)が用意されています。これは、クラシック音楽を次世代に伝えたいという彼の強い想いの表れでしょう。

パヴァロッティ、ドミンゴと並ぶ三大テノールの一人として、カレーラスは数々の伝説的なステージを作ってきました。1990年のサッカーW杯での共演は、クラシック音楽の新たな可能性を世界に示しました。

そんな彼の歌声は、77歳の今、さらなる深みを増しています。若き日の輝かしい高音や力強さだけでなく、人生の機微や喜怒哀楽を歌に込められるのは、まさに円熟期ならではの魅力。この秋、その奇跡の歌声に出会える機会が、私たちの目の前にあります。

【公演情報】

■ 立川ステージガーデン公演

  • 日時:2024年11月3日(日・祝)開場17:00 開演18:00
  • 出演:ホセ・カレーラス(テノール)、森麻季(ソプラノ) デイヴィッド・ヒメネス(指揮)、東京フィルハーモニー交響楽団
  • チケット:S席36,000円~U-25席3,600円

■ サントリーホール公演『碧き月』

  • 日時:2024年11月6日(水)開場17:30 開演18:00
  • 出演:ホセ・カレーラス(テノール)、ロレンツォ・バヴァーイ(ピアノ)
  • チケット:特別席42,000円(スペシャルイベント付き)~U-25席3,600円


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