ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2025開催決定:世界最大級のクラシック音楽祭、20周年を迎えて

東京の黄金週間を彩る世界最大級のクラシック音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ TOKYO」の2025年開催が発表されました。

2005年の日本初開催から20年目の節目を迎える本音楽祭は、2025年5月3日(土・祝)から5月5日(月・祝)までの3日間、東京国際フォーラムを中心に開催されます。

2025年のテーマ

「Mémoires(メモワール)― 音楽の時空旅行」

2025年のテーマは「Mémoires(メモワール)― 音楽の時空旅行」です。文化と創造の中心地として栄えた世界の都市における音楽の記憶を世紀ごとに紐解きます。

「ヴェネツィア、ロンドン、ウィーン、パリ、ニューヨーク・・・あらゆる芸術家や作曲家はこれら都市の名声に惹かれて集まり、そこは芸術・音楽の要地にもなりました。各都市の記憶を覗きに時空の旅へ出かけてみませんか?」(出典:ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2025運営委員会プレスリリース、2024年10月30日https://www.lfj.jp/lfj_2025/release/

ラ・フォル・ジュルネとは

1995年、フランス西部の港町ナントで誕生したラ・フォル・ジュルネは、「熱狂の日」を意味する革新的なクラシック音楽祭です。ナントでは「コンベンションセンター『シテ・デ・コングレ』の9会場で、同時並行的に約45分間のコンサートが朝から夜まで繰り広げられ」、「5日間で300公演」を開催しています。

(出典:ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2024公式サイト「ラ・フォル・ジュルネとは?」https://www.lfj.jp/lfj_2024/history/article_01.html

2024年開催時ののダイジェスト映像

公式サイトによると、音楽祭の特徴は以下の6つです:

  1. 毎年異なる斬新なテーマ展開
  2. 1公演約45分という気軽な演奏時間
  3. 国内外の一流演奏を手頃な料金で提供
  4. 多彩な無料イベントの実施
  5. 赤ちゃんからクラシック通までが楽しめる親しみやすさ
  6. 街全体が音楽で溢れる祝祭的な雰囲気

    (出典:ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2024公式サイト「ラ・フォル・ジュルネとは?」https://www.lfj.jp/lfj_2024/history/article_01.html

2005年「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」として東京に上陸して以来、本音楽祭は驚異的な成長を遂げてきました。2023年までの実績は以下の通りです:

  • 総来場者数:延べ約884万人
  • チケット総販売数:約207.8万枚
  • 総出演者数:約31,000人
  • 総公演数:約5,640回

    (出典:ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2024公式サイト「これまでの歩み」https://www.lfj.jp/lfj_2024/history/article_02.html

2018年からは「ラ・フォル・ジュルネ TOKYO」と改称し、クリエイティブ・ディレクター佐藤可士和氏によるロゴマークの刷新など、さらなる進化を遂げています。
(出典:ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2024公式サイト「ラ・フォル・ジュルネとは?」https://www.lfj.jp/lfj_2024/history/article_01.html

【2025年開催概要】

公式発表によると、2025年の開催概要は以下の通りです:

  • 開催期間:2025年5月3日(土・祝)〜5月5日(月・祝)
  • 会場:東京国際フォーラム、大手町・丸の内・有楽町エリア
  • 公演数:有料公演90公演(無料公演は調整中)
  • チケット販売:
    • LFJチケット販売サイト先行発売:2025年2月中旬(予定)
    • 一般発売:2025年3月中旬(予定)

今回も朝から晩まで繰り広げられる多彩な有料コンサートに加え、講演会やワークショップ、無料コンサート、グルメ&ショッピングエリアなど、豊富なコンテンツを用意。出演者やプログラムの詳細は12月下旬に発表される予定です。(出典:ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2025運営委員会プレスリリース、2024年10月30日https://www.lfj.jp/lfj_2025/release/

世界に広がる音楽祭

ラ・フォル・ジュルネの革新的なコンセプトは、ナントから世界各地に広がっています。

「2000年からポルトガルのリスボン、2002年からはスペインのビルバオ、2005年からは東京国際フォーラムで開催。2008年には金沢とブラジルのリオ・デ・ジャネイロ、2010年には新潟、びわ湖、ワルシャワ、2011年には鳥栖、2015年にはロシアのエカテリンブルクで開催され、いずれも大成功を収め、クラシック音楽界にセンセーションを巻き起こしています」
(出典:ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2024公式サイト「ラ・フォル・ジュルネとは?」https://www.lfj.jp/lfj_2024/history/article_01.html

20周年という記念すべき年を迎える2025年、ラ・フォル・ジュルネは新たな音楽の旅へと私たちを誘います。各都市が紡いできた音楽の記憶を辿りながら、クラシック音楽の新たな魅力を発見する3日間となることでしょう。

ラ・フォル・ジュルネ公式サイト:https://www.lfj.jp/lfj_2024/


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