仙台フィルハーモニー管弦楽団がヴァイオリン奏者の団員の募集を開始しました。
東北を代表するプロフェッショナルオーケストラでの演奏キャリアを目指す方にとって、魅力的な機会となっています。
募集内容の特徴として、年齢・性別・国籍を問わない開かれた採用方針を掲げています。審査は段階的に行われ、予備審査、1次審査、2次審査、そして最終段階として最長3ヶ月間のオーケストラでの実践的な演奏審査が設けられています。これにより、技術面だけでなく、オーケストラの一員としての適性も慎重に評価されます。
演奏曲目は、モーツァルトのヴァイオリン協奏曲(第3番、第4番、第5番から選択)の第1楽章と、オーケストラスタディが課されます。特筆すべきは、カデンツァについて自作以外であれば自由に選択できる柔軟な方針を採用している点です。
待遇面も充実しており、22歳での基本給が184,228円、35歳で277,213円という給与水準に加え、年間3ヶ月の賞与(令和5年度実績)が支給されます。さらに、通勤・住宅・消耗品等の諸手当や、宮城県外からの採用者には70,000円の支度金制度も整備されています。社会保険も完備され、60歳定年制度、退職金制度、再雇用制度など、長期的なキャリアプランを支える制度が充実しています。
会場となる太白区文化センター楽楽楽ホールは、仙台市の文化施設として知られ、優れた音響設備を備えています。オーディションは2024年5月に実施され、応募締切は2024年4月10日となっています。
この機会に応募をご検討の方は、仙台フィルハーモニー管弦楽団の公式ウェブサイト(https://www.sendaiphil.jp/)で募集要項の詳細をご確認ください。応募に必要な書類や具体的な審査内容など、重要な情報が掲載されていますので、必ず原文をご参照いただくことをお勧めします。
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